THOUGHT

グランブルーの想い

喪服ではなく明るく送る─
故人を想う海洋散骨の
新しいスタイル

故人が海へ還る、大切な時間。
明るく見送りたいから、ご遺族のドレスコードも大切にします。

日本は周りを海に囲まれた海洋国家ですが、小型の船舶を自由に使える環境があまり整備されておらず、 クルージングに対する理解が進まない現状があることに加え、船酔いや悪天候に対する不安などで海での散骨を躊躇してしまうケースもあるようです。 また、新しい埋葬のスタイル(散骨)に対して不安があったり、周囲に経験した人がいないなどの理由から実施に至らない事もあります。

そんな方々にも「海に還る」散骨という選択があることを知っていただき、 それぞれ皆様の想いに合った葬送法を実施していただきたいと考えています。 その為には、より安全で安心して行えるように徹底し、 ご遺族の方の思い出にいつまでも残るように精一杯の心を込めてセレモニーを提供していきたいと思います。

船会社ならではの実績、
安全と安心

25年超の実績を持つ船会社による安全・安心の海洋散骨

グランブルーセレモニーを運営している「株式会社ジールクルージング」は、海(水辺)を舞台に様々なビジネスを展開し、“人と水辺をつなぐ”をコンセプトに新しい可能性に挑戦し続けて参りました。船舶、水中、映像、とテーマは違ってもそれぞれの分野で専門性を追求し、独創的なアイデアとプロとしての高い技術、マインドを培って来ました。
そして、創業から本日に至るまで、数多くの現場から学んだ水に特化したノウハウと、全国のマリン業界に広がるネットワークを、各事業に最大限活かしています。

クルーズやウェディングなどのサービス事業では、独自のホスピタリティーを形にして、お客様には非日常空間の中で、快適な時間と、心から感動できるもの、五感で楽しめるサービスを提供します。又、運航管理部では、人命の安全を第一に考え、シーマンシップに則りながらホスピタリティー精神を身につけ、楽しく快適な運航を実践しており、そのノウハウは海洋散骨にも生かされています。事業を通して海と船の素晴らしさを一人でも多くの方に伝え、身近な自然の価値と大切さを啓蒙して行きたいと考えております。

お客様の期待に応え、付加価値を高める最上のサービスが行えるよう、一丸となって目標に向かい、情熱を持って仕事に取り組んでいます。

グランブルーセレモニーに
よる海洋散骨の特長

  1. 旅客船航路事業、港湾業務船等の運航業務で培われた徹底した安全管理のもと、
    安心してご乗船いただけます。
  2. 自社所有船と全国の提携船で、全国の港から出航を選べます。
  3. 散骨コーディネーターが東京から全国へ赴き、乗船しセレモニーを行います。
  4. クルージングやウェディング事業で培われたホスピタリティで、
    故人、ご遺族に寄り添うおもてなし。
  5. 環境、周辺地域に配慮して海洋散骨を行います。
  6. 粉骨(粉末化)のご要望には弊社社員がご遺族様宅まで直接伺いご遺骨を
    お引き上げいたします。
  7. 自社レストランによるお別れ会など、海上以外でもサービスをご提供。
  8. 1周忌、3回忌などに故人を偲んだメモリアル再訪クルーズを行えます。

環境・周辺地域への配慮

グランブルーセレモニーを運営する株式会社ジールは全国海洋散骨船協会に加盟、代表取締役 平野が理事を務め海に精通した旅客船事業者として「海洋散骨」に関わる環境問題、ルールやマナーの整備に率先して取り組んでいます。

粉骨の適切な無害化

  • 遺骨は人骨とわからないくらいの2mm以下程度まで粉砕いたします。
  • 火葬された遺骨には、六価クロムが含まれる可能性があります。
    火葬される際にひつぎを乗せるステンレス製の台が原因ではないかという意見がありますが、
    なかには六価クロムを含まない遺骨もあり、その理由は明らかになっていません。
  • 以前、実験において使用した粉骨には0.5ppmの濃度の六価クロムが含まれており、1,867gの遺骨を散骨した場合、約20ℓの水と交わると濃度は0.05ppm以下となります。
    飲料水における六価クロムの環境基準は0.05ppm以下なのでこれを下回ります。
    工場排水などの基準は0.5ppm以下です。
    そのまま散骨しても環境への負荷は極めて小さいと考えられますが、六価クロムが有害物質であることは事実であり、周囲の人々の感情を刺激する可能性もあります。
  • 専用の還元剤を用いれば、六価クロムは無害化することができます。
  • 弊社は無害化された粉骨を水溶性の袋に小分けし、散骨しています。

節度をもった適切な海洋散骨海域の設定

  • 「海上衝突予防法」「港則法」「海上交通安全法」で定められた航路で停船しての散骨はしません。
  • 陸地(埋立地・防波堤)から1~2km以上離れた海域で散骨します。
    1.5km程度離れると船舶の向きも判別できなくなります。
    セレモニーで使用する130db以上の汽笛も1km離れるとほとんど聞こえません。
  • 周辺の住民、観光客などに不快に思わせないようにします。
    河川、滝、河口付近、ダム、湖、沼地など飲料用の水源となる可能性のある場所や、海岸、砂浜、防波堤など観光客や付近の住民が利用する場所およびその付近では散骨しません。
  • 定置網、養殖だな、ダイビングスポットからできるだけ離れて散骨します。
  • 不定期航路上で散骨できる場所を複数個所想定しています。
    天候や風、波、他船の状況、お客様の体調などをふまえて、海岸から1~2km以上離れた航路や港域ではない場所の中から散骨にふさわしいスポットを複数個所想定しています。
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